助成の内容

「大学等における材料に関する基礎的及び応用的研究に対する助成」として次の事業を行っています。 材料に関する基礎的及び応用的研究とは、工業材料の科学及び技術に関する研究のうち、 主として素形材を含む構造材料及び電子材料 · 磁性材料 · 半導体材料等の機能材料分野の基礎または応用に関する先端的研究をいいます。

1. 大学等における材料の研究に対する助成

  • 毎年、研究テーマを募集し、助成を行っています。
  • 助成対象は45歳までの若手研究者です。
  • 研究内容を金属材料、材料物性、無機・セラミックス材料及び有機・高分子材料の4分野に分け、 各分野3〜4名の学識経験者、専門家で構成された選考委員会にて審査を行っています。 なお審査、選考の公正を期すべく、選考委員会の委員名は公表しておりません。
  • テーマ数は毎年約10件、助成は80〜100万円/件で推移してきました。
  • 研究の対象期間は助成決定後の翌年の4月から1年間です。
  • 平成26年度から、鉄鋼・鋳鉄関連研究への中期的な助成として、50万円/年で3年間の研究助成を1件/年新設いたしました。

2. 材料に関する研究者の国際交流に対する助成

  • 1. にて助成した研究の終了後に行われる、その研究テーマに関する学会、シンポジウム、研究会などの国際交流(海外渡航)に対し助成を行っています。
  • 対象期間は、研究成果報告書を提出いただいた年度、及び翌年度です。

3. 材料に関する研究集会等に対する助成

  • 国内で開催される‘材料関係’のシンポジウム、研究会等の研究集会に対し助成を行っています。
  • 選考委員によって推薦された候補を選考委員会で審議のうえ、結果を理事会に諮って決定されます。
  • 対象期間は、研究集会等に対する助成決定後の翌年の4月から1年間です。